AGA治療には、いくつかの種類があります。育毛メソセラピーも治療の1つです。育毛メソセラピーは、AGA治療に効果があると言われているフィナステリド、ミノキシジルなどの成分を直接頭皮に注射するという治療方法です。治療で注入する成分は、フィナステリド、ミノキシジルだけでなく、ビタミンやミネラルなど頭皮の血行促進に効果的な成分なども併せて注入します。

AGA治療には、フィナステリド、ミノキシジルを内服薬として服用したり、外用薬として塗布する治療があります。内服薬や外用薬で成分を摂取しようとしても成分の全てが毛根まで届くというわけではありません。内服薬で服用すると、成分は毛根に到達するまでに全身の血管を巡るので、効果は薄れてしまいます。しかし、育毛メソセラピーで直接頭皮に成分を注入すると、成分が薄まることなく毛根に届くので、高い効果を期待することができます。

育毛メソセラピーは、頭皮に注射を打つので痛みを伴います。強い痛みを感じることがあるので、施術をするときは、局部麻酔を使用して痛みを緩和することができます。また、最近は、針を使わず成分を頭皮に注入するノーニードル法という施術方法があるので、痛みに弱いという方でも安心して施術を受けることができます。注射を打つと術後に痛みが残ったり、微量ですが出血することがあります。

このような症状はすぐに治まることがほとんどなので心配する必要はありませんが、痛みが長く続くときや出血が止まらないときは早めに診てもらいましょう。